リリー所長とステファニーさんがこだわりと想いを込め、時間をかけて、ようやく完成したキルト。その名も“about Japan with love Quilt”。その制作秘話とキルトに込めたステファニーさんの想いをお伺いしました。

「この“about Japan with love Quilt”は、ゆり子さんとCoral & Tusk の真のコラボレーションです」

前回のポーチのコラボレーションが実現した直後、「ゆりごろう王国のメンバーはみんな、Coral & Tusk のキルトが大好きだから、ぜひ今度は一緒にキルトを作りませんか?」とゆり子さんからご提案いただき、この企画が始まりました。

ちょうどゆり子さんのお家におじゃましていたので、キルトのデザインを決めるきっかけとして、ゆり子さんがお家で大切にコレクションするアイテムを紹介していただきました。そこには、日常が楽しくなるようなハッピーなアイテムがたくさんありました。私が特に興味を持ったものは写真も撮らせていただきました。

その後ミーティングを重ね、キルトのデザインの方向性が決まりました。それは、私が好きな日本のもの、興味を持ったもの、日本で発見したユニークなものをモチーフにデザインすることです。Coral & Tuskのキルトは26種類の絵柄がおさまる仕様になっているため、私にとっていちばん大変だったのは、大好きなものを26個に収めることでした!

私が日本について好きなことは、たくさんあります! これまで過去9年間で4回ほど来日したのですが、来日時に撮った写真をすべて見直し、お気に入りのもの、場所、経験をいくつかリストアップしました。当然、その中にはゆりごろう王国での経験も含まれています!

ゆり子さんと私は、アイデア、スケッチ、最終的な絵柄、構成、そして大切な色彩について話し合い、ともに取り組みました。私が個々のデザインに集中する一方で、ゆり子さんはキルト全体の雰囲気を大切にされていたので、私たちそれぞれの感性の調和を通することで、一枚の美しいキルトが完成しました。この作品を通じて私の大好きなものを共有できることに、心から感謝しています。私の目を通して表現した日本の一部をみなさんに楽しんでいただければ、とても嬉しいです!

最後に、動物愛護に全力で取り組んでくださるゆり子さんに、心から感謝しています。動物たちの生活に少しでも良い影響を与えたいという想いの深さが私と同じで、やっとソウルメイトを見つけた、そのように感じます。ゆり子さんが設立した「ハナコプロジェクト」に関われることをとても光栄に思っています。

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